■Re:Union3.0 ボイスドラマ前編 #04-06
【Genuine Stella (ジェニュイン ステラ篇)】
かつて、まだ軽音部が存在しなかった今より少し前の頃、1988年。
後に御苑学園 軽音部を設立し初代部長となる「日比谷レン」は「神森アイラ」をボーカルとしたバンドを組んでいた。
華のあるパフォーマンス、感情や想いに委せたボーカル、それにアイラの美貌とが相まって、バンドは内外ですぐに話題となり、在学中でありながらメジャーレーベルからデビューの誘いを受けるまでに至る。
だが、大人たちが求めていたものは、バンドではなくボーカルの彼女のみ。
他のメンバーは高校生バンドという話題作り程度にしか見なされていなかった。
バンド全員でなければ話は断る、とするアイラ。
アイラだけでもチャンスを掴むべきだ、とするレン。
メンバーそれぞれの思惑が絡まり、バンドは空中分解してしまう。
バンドが解散した事で居場所を失くしたアイラは高校を休学し、後ろ髪を引かれる想いを残しがらもアーティストとしての道を歩み始め、デビューした直後から、あらゆる賞レースを総ナメにしてゆく。
レンは、もう自らがステージに立つことはなかった。
1990年。孤高の歌姫と呼ばれる「形町つかさ」と、天性の歌声を持つ「滝野川 春」、真逆の特性を持つ2つの才能に出会ったレンは、2人をユニットして組ませ、アーティストとして羽ばたかせるべく楽曲制作に取り組んでいた。
そのレンのもとに、アイラが現れる。
「長崎チカ」によって書き換えられた未来には「フラタニティ」の作った歴史上には存在しなかった組織が誕生していた。
レプリカントから人類の未来を奪い返す為、レプリカントを消滅させ純粋人類種だけの未来を目指す為の組織「ハイゼンベルク機関」。
フラタニティの歴史では、レンは数年後に死ぬことになる。
その運命を知る事となったアイラはハイゼンベルクの一員となり、レンを救うべくこの時代に現出したのだったが、レンは共にゆく事を拒む。
フラタニティは各時代にいる「歌唱共鳴」の能力者を捕縛対象として手配。1990年のこの時代にも追ってが迫っていた。
対象の制圧には生死を問わず、とされる通達がなされているフラタニティの兵士によって、追い詰められるレン、つかさ、春。
しかし、長崎チカからあらかじめ策を伝えられていたレンは、つかさと春による歌唱共鳴を発動させ、タイムリープする。
【ボイスドラマ公開中!】
#04:ジェニュイン ステラ (1990年) 第一話
#05:ジェニュイン ステラ (1990年) 第二話
#06:ジェニュイン ステラ (1990年) 第三話
ボイスドラマ#01-03はこちら
ボイスドラマ#07-09はこちら
■キャラクター / キャスト
日比谷レン / バレッタ裕 (パワー・ライズ)
形町つかさ / 今野優月 (アミュレート)
滝野川 春 / 田村響華 (フリー)
神森アイラ / 小原莉子 (オブジェクト)
高野 岳 / 井野 優 (パワー・ライズ)
梅若やよい / 高橋麻里 (オブジェクト)
常盤 愛 / 葵井歌菜 (ヘリンボーン)
フラタニティ・オペレーターA / 桶谷菜穂 (ピアレスガーベラ)
フラタニティ・オペレーターB / 國﨑草糸 (ヒューアンドミント)
フラタニティ・オペレーターC / 田崎航平 (ヒューアンドミント)
ハイゼンベルク局員A / 久間梨穂 (ピアレスガーベラ)
ハイゼンベルク局員B / 荒井 智 (アミュレート)
ハイゼンベルク局員C / 酒見正太郎 (アミュレート)
レーベルマンA / 清里孝也 (パワー・ライズ)
レーベルマンB / 橋本栞里 (ピアレスガーベラ)
レーベルマンC / 我妻正崇 (パワー・ライズ)
ヘカトンケイル兵士A / 大泊貴揮 (マウスプロモーション)
ヘカトンケイル兵士B / 平林 剛 (マウスプロモーション)
生徒A / 前田 鈴 (東京クールジャパン)
生徒B / 小松綾香 (東京クールジャパン)
■スタッフ
シリーズ構成 / 脚本:本間 盛(ヒューアンドミント)
音響監督:豊島光太郎(ビット・レート)
音楽:多田彰文(イマジン)
企画/音響制作:ヒューアンドミント
■協賛:
専門学校東京クールジャパン
https://www.cooljapan.ac.jp